小中学生の筋トレはNG?おすすめのトレーニング方法を紹介します!

小中学生が腹筋をはじめとする筋トレをすると、身長が伸びにくくなるという噂は本当なのでしょうか?そこで本記事では小中学生の筋トレは本当にNGなのかどうか、気になる噂の真相に迫ります。噂を気にして筋トレを避けていた親御さんや子どもたちは、さっそくチェックしてみましょう!

「小中学生に筋トレはよくない」という噂を聞いたことがある方は少なくないはず。しかし、実際にはやり方さえ間違えなければ、小中学生であっても筋トレをしてもOKです!

そこで今回は、よく聞く小中学生の筋トレに関する噂やおすすめの腹筋トレーニングまでご紹介します。筋トレに興味がある小中学生におすすめのYoutubeチャンネルも紹介しているので、ぜひ最後までチェックしてみてくださいね!

  1. そもそも腹筋にはどんな種類がある?
  2. 小中学生の腹筋に関する噂の真相
  3. 小中学生でも筋トレしてOK?
  4. 小中学生にもおすすめ!お手軽腹筋トレーニング3選
  5. 筋トレに興味がある小中学生におすすめのYoutubeチャンネル

そもそも腹筋にはどんな種類がある?

腹筋には腹直筋・腹斜筋・腹横筋の3つの部位があり、それらをまとめて腹筋群といいます。ここでは、3つの腹筋の特徴や違いをご紹介します。

腹直筋

腹直筋とは、お腹の正面にある腹筋を指します。肋骨の下から骨盤の恥骨部分まで、細く長く伸びているのが特徴です。

腹直筋はいわゆるシックスパックにあたる筋肉であり、腹直筋を鍛えることでぽっこりお腹を解消できます。

腹斜筋(外・内)

腹斜筋とは、脇腹を斜めに走るようについている筋肉です。腹斜筋は外腹斜筋と内腹斜筋に分けられ、2つを鍛えることでウェストラインが整います。

腹横筋

腹横筋とは、腹部を覆うようについているインナーマッスルを指します。腹筋群の中では最も深層にあり、腹横筋を鍛えることで腰痛の予防・緩和や呼吸がしやすくなるといった効果が期待できます。

小中学生の腹筋に関する噂の真相

小学生や中学生など、成長期の子どもが筋トレをすると身長が伸びにくくなるという噂を聞いたことはありませんか?

しかし、この噂の信ぴょう性は低く、小中学生が腹筋をはじめとする筋トレをしたからといって身長が伸びにくくなるという事実はないようです。

とはいえ、小中学生がプロのアスリートが取り組んでいるようなハードな筋トレを行えば、成長軟骨に強い負担がかかってしまいます。それでは、小中学生はどのような筋トレを行えばメリットを得られるのでしょうか?

小中学生でも筋トレしてOK?

結論からいうと、小中学生でも筋トレをして構いません。むしろ、正しい方法で筋トレを行うことで成長を促す効果が期待できます。

成長に合ったメニューであればメリットが大きい

成長期にあたる小中学生は、成長に合った筋トレを行うことで大きなメリットを得られます。具体的には、成長ホルモンが分泌されることで身長が伸びやすくなったり、免疫力が向上したりと健康な体づくりに役立ちます。

しかし、成長段階に合わないような負荷の大きい筋トレをやりすぎると、成長を妨げる原因になるので注意が必要です。

子どものうちは自重トレーニングがおすすめ

小中学生におすすめの筋トレは、自分の体重を負荷にする「自重トレーニング」です。自重トレーニングはダンベルを持ったり、マシンを使ったりする筋トレとは違い、成長軟骨を守りながら健康的な強い体をつくることができます。

小中学生にもおすすめ!お手軽腹筋トレーニング3選

ここからは、小中学生におすすめの自重で行う腹筋トレーニングをご紹介します。動画を参考に、無理のない範囲で試してみましょう。

プランク

プランクとは、うつ伏せの状態から腕と肘、そしてつま先だけで体を持ち上げるトレーニングです。持ち上げた体をまっすぐにキープし続ける時に、腹筋群・二の腕・背中などを鍛えられます。

【プランクのやり方】
1. うつ伏せの状態から、腕・肘・つま先で体を持ち上げる。
2. 腹筋を意識し、あごが上がってしまわないようにしっかり引く。
3. 呼吸を止めず、そのまま数十秒~数分キープ。

ヒップリフト

ヒップリフトとは、膝を立てた状態で仰向けに寝転び、お尻を持ち上げる筋トレです。ヒップリフトはお尻の筋肉に効果があるだけでなく、腹筋や太もも、体幹まで鍛えることができます。

【ヒップリフトのやり方】
1. 膝を立てた状態で、仰向けになる。
2. 足を腰幅に開き、かかと重心でお尻に力を入れる。
3. お腹に力を入れて、腰を反らせないように注意しながらお尻を上げていく。
4. 肩から膝が一直線になったらキープ。
5. お尻を下ろし、骨盤が床に触れる直前でまたお尻を上げる。

バイシクルクランチ

バイシクルクランチとは、仰向けの状態で膝を曲げ、自転車を漕いでいるイメージで行う筋トレです。腹直筋や腹斜筋、腸腰筋まで鍛えることができます。

【バイシクルクランチのやり方】
1. 仰向けになり、膝を90°曲げたた状態で床から持ち上げる。
2. 左右の足を交互に伸ばしたり、曲げたりする。

次のページでは、筋トレに興味がある小中学生におすすめのYoutubeチャンネルをご紹介します!

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