【インタビュー】辻本知彦〜今のダンスに足りないのは「芸術」
「ダンス部やダンスシーンについて、いろいろ言えることはありますけど……今は言わないです。自分がもっと大きな存在になって、アンチを跳ね返すぐらいの影響力を持ってから、もっと優しい言葉で伝えたい」
「それに、言うよりも自分が何をやるかが大事だから。いろいろと考えて、まずは1つのことをやってみる。そのフィードバックを受けて、修正して、またやってみて…というプロセスが大事だから。昔は有言実行を心がけていたけど、今は不言実行を目指しています。下手に口に出すことで、その気持ちを消化させたくないんです」
インタビューの中での彼の思考と言葉は常にLIVEに彷徨い、蠢き、不時着する。
言葉の意味は常に動いていて、逆に不明瞭でもある。
だからこそ。
ダンサーだから踊りで見せる。体で表わす。踊りで伝える。
その踊りを、広く、大きく、賢く伝えていく。
そこに彼の真のメッセージがあるのだろう。
辻本知彦、ダンサーだからこそ。
インタビュー=石原ヒサヨシ(ダンスク!)
※辻本知彦の「辻」は一点しんにょうが正式表記。
『生きてりゃ踊るだろ』
辻本 知彦 (著)/文藝春秋
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