三代目、小林直己&ELLYとカリスマカンタローがダンスシーンについて徹底討論!前編
株式会社アノマリー代表のカリスマカンタローがダンスシーンからメジャーシーンへ羽ばたき活躍をみせる三代目J Soul Brothers from EXILE TRIBE小林直己とELLYを招きインタビューを敢行。久しぶりの再開となった彼らは懐かしトークに花が咲き、知られざるダンサー時代の話が飛び交う対談に。
昔と今と 変化と決断
カリスマカンタロー
2人とも昔のダンサーの時の環境と何がまず変わった?
ELLY
いろんなものに手を出しやすくなりましたね。
環境があるから。
例えば、芝居をするでもそうですけど、USAさんだったらダンスアースだとか、バラエティに出るとかでも、直己さんであれば時代劇とか、侍モノを勉強したりとか、人によるけど何にでも挑戦することは出来るけど、自分を分かっておかないとそこに行ったとしても上手くいかなかったりするので挑戦の怖さはあります。
けど、そういう楽しみがありますね。
やったことのないことで世界をどう切り開いていくのかっていうのも、その人のやり方だとは思うんですけど、自分の武器だったりそういうものをしっかり理解して、やっていくのが、すごい大事になってくるなと思っていて。
だから自分であれば、自分の範囲でいうと自分のコアを広げていく作業をしているので、そこまで俳優とかバラエティとかそういうところに挑戦はしていないんですけど、そういうタイミングがドーン!と来る時があれば、自分の経験を生かしてやりたいなあとは思いますけど、今は少しずつだけどコアを大きくしていこうと。
小林直己
ダンサーはみんな基本的にプロデューサー気質というか。
基本的に自分で振り付け作って、自分で曲決めて音編集して、衣装決めて、照明決めて、イベント決めて…
本当にプロデューサ気質なので、自分が興味を持ったセンサーに反応したものとか触れたものを取り入れるという感覚が自然とある
あいつヤベぇ!! 勝つためには!?とか。
そのなかでELLYがいっている見極めってすごい自分も大事だと思うし
その結構いい意味で諦めた部分がかなり多い。
カリスマカンタロー
本当にそうだよね。
小林直己
そこじゃない。というような部分。
結果、その目指しているところでぶち抜けていれば全く気にならないし、年齢ももしかしたらあるかもしれないし。
カリスマカンタロー
いろいろなものがあると思うけど、捨てたものって何?
小林直己
「捨てた」というか「選んだ」になりますかね。
必要なくはなかったとは思うんです。
でもそこまでで行こう!と決めるから、捨てたように見えるようになっているけれど、でもそこに意識があったということは必ず必要なことだし、
それがいつか何かにこの影響が役に立つから。
カリスマカンタロー
じゃあ「選択した」ということかな。
小林直己
「選択した」ということですね。
こういういい方はあれですけど、自分は決断という言葉が好きですね。
決断は「断る、決める」と書くんですけど、決断をしていくことが人生で大事なんだと思います。
ELLY
オレも「ストリートはこれ」っていう風には決めていないですね。
結局自分がストリートだから自分がストリートだと思っているだけで、違うストリートもあるだろうし。
でもストリートというのは俺の道という意味でのストリートでそういう所に結局自分がやってきたからそのセンサーは必ず自分の体の中とか頭の中に全部あるので、これをもっとでっかい道にしようみたいな感覚。
だからストリートじゃない例えば企業の方だったり興味を持ってくれる方達を一杯取り込んで、そういう人達が道を広げることが出来るんだったら、それがまさにLDHに自分が今すごくいさせてもらえる意味だなとも思ったりもしているので、そういうところを常に考えてますね。
ストリートはbboyの格好していたらストリートというわけじゃないと思っていたり、生き方がストリートな人が一番いいなってっていうのはあるので、そういうところをすっげぇ見たりしますね。そういう中でDeeとかはほんとストリートだなぁと、つくづく思う。あいつも僕とは違うけど、すごいなと思うのでそういう色々な化学反応、自分達とは違うけど、そういう化学反応をすごい起こしてくれたら、エンタテインメントをすげー色んなものに出来るんじゃないかと思っています。
カリスマカンタロー
Deeなんかは本当に昔からずば抜けていて、映像とかもyoutubeとか、こないだのイベントでも見たけど、まあ相変わらず突き抜けているよね。
本当カッコいい。弟のYUSEIも更にぶっ飛んできているしさ。相変わらず確固たる自分を持っているから映える。
結局ストリートの世界でもパッと映えているのは、自分を持っているやつが映えているんだろうなって。
そういう人達が今もどんどん出て来ていて、特に若い子達も技術でいうとずば抜けていて、日本のキッズダンサーはやっぱり世界一のレベルにいっていると思うんだけど、2人が最近チェックしている同年代や若手の気になるダンサーとかいる?
photo by Yusuke Oishi (Marco Monk fiLm)
三代目Jsoul Brothers Dewsスペシャルインタビュー後半では、小林直己とELLYが今最も注目しているダンサーから、昔の㊙エピソード、そして2人が送るメッセージまで一挙大公開!!
続きはこちら!
http://dews365.com/special/3jsb-special-interview-2.html
小林直己
2005年6月より、あらゆるジャンルのダンスレッスンに励む。映画「RIZE」公開記念イベントにて開催されたダンスバトルが転機となる。
ダンスチーム「RAG POUND」と知り合い、AKIRAと出会う。
ELLY
ダンス界の若手ホープ。国内外問わず、数多くの有名アーティストのバックダンサーから振付までをこなす。
類まれな身体能力とダンスの実力をかわれ風組メンバーへ。
そして、2010年7月、EXILE新メンバーであるNAOTO、NAOKIをリーダーとする3代目J Soul Brothersにパフォーマーとして加入。
Twitter Accounts : https://twitter.com/elly24soul