熱き大学ダンスシーンの今 〜学生ダンス連盟代表グループインタビュー〜
2015年9月某日、本州の各地大学ダンス連盟会長達が、ストリートダンスをコンセプトにしたシューズブランド「JADE」の原宿店に集結した。東北からPENETRATE会長 木下一樹、関西からSYMBOL会長 藤井美咲、東海地区から東海ダンスネットワークのウーラ・タスビル、関東からΣ会長の 林伸之介の4名が集まってくれた。
ウーラ:ぼくらの団体は組織が本当にフラットで、組織化されていないので、所属人数やジャンル比率などはしっかりとは把握してないです(笑)。Facebookページがあることも先日知りました(笑)。ダンスの活動は個人によってかなり差があって、どんどん他の地域の大会にでる人、自分たちでイベントやる人など色々います。連盟として決められた行事としては、ワークショップとあとは夏合宿です…あとは…無いですね(笑)。東海地域は、大阪と関東からいろいろな人が来やすい場所なので、人は集まってくれやすいですね。特に関西からは大御所の方も含め、沢山の方々がよく来てくれます!
一同:東北とは大違いですね(笑)
藤井:SYMBOLはそもそも、京都、神戸、大阪の3拠点にわかれていて、それぞれの地域のSYMBOLにみんな所属するんですね、そしてその3団体があつまると、SYMBOL関西として活動するんです。各地区のスタッフが40名づついて、合計120名のスタッフがいて、更にその中から45名ぐらいがSYMBOL関西として活動してます。
一同:東海とは違ってこれまたすごい組織化されますね(笑)
藤井:連盟でのイベントは、7月、8月頃に京都でバトルかワークショップ、大阪では練習会、神戸では交流会をしています。
木下:交流会とは何をするんですか?
藤井:1年生を中心にダンスやサークル活動について、色々と話して、仲良くなるための本当の交流会ですね(笑)9月はSYMBOL京都で一番大きなイベントを開催してて、大学サークル別のショーケースイベントを実施しています。あと、SYMBOL神戸が同じ形式でイベントをやりますね。次は、12月にSYMBOL大阪で同じように大阪で一番大きいイベントをやります。これは、活躍している大学生ダンサーが各ジャンルを1名づつ担当して、その方のナンバーをショーケースでみせるイベントです。あとは、各地域で大学対抗のバトルをして、その上位2チームづつ、計6チームが3月にあるSYMBOL関西のイベントで決勝バトルをして、関西No,1のダンスサークルを決定しています。
林:Σ主催のイベントは、ショーケース発表会のようなイベントがメインで、バトルイベントは今のところ継続的に企画されているものがありません。今後、そのような取り組みも検討していこうと思いました。慶應のなかでは年に1度、伝統的なバトルイベントはありますが、連盟として企画していきたいと思います。


