熱き大学ダンスシーンの今 〜学生ダンス連盟代表グループインタビュー〜

2015年9月某日、本州の各地大学ダンス連盟会長達が、ストリートダンスをコンセプトにしたシューズブランド「JADE」の原宿店に集結した。東北からPENETRATE会長 木下一樹、関西からSYMBOL会長 藤井美咲、東海地区から東海ダンスネットワークのウーラ・タスビル、関東からΣ会長の 林伸之介の4名が集まってくれた。

林:すごい行動力だね(笑)

木下:北海道のなかにも3団体ほどあるみたいで、その3団体の連携が技術の向上などに何か影響しているのかなぁとか思っています。あと、少し前にバトルイベントで関東に来たんですけど、九州のチームにボコボコにやられました(笑)、でもそのチームが次の試合でボコボコに負けているのを見てめちゃくちゃ凹みましたね。日本広いなーって(笑)
ウーラ:東海はかなり本気でダンスやってる人達でどんどん外にでて名前をあげよう!って人と、大学で頑張っていこう!って人に大きくわかれている気がします。僕個人は関東と関西を特に意識して、勝手にライバル視してますけど(笑)。中部は関東や関西の色々な人が大会でも出入りするので、自然に意識しちゃいますね。
あと、僕は個人的に人間観察がすきなので…(一同爆笑)、地域毎のイベントの傾向やダンスの傾向を見ていることが面白くて、イベントの開催の仕方から、ダンサーの特性まで観察して楽しんでいます。関東、関西、東北、あと九州辺りは必ず観察してますよ。

藤井:気になる地域というかダンスチームに SUPER NOVA がありますね。ジャンルを超えてたショーや舞台の様なイメージで表現する彼らが気なるチームです。ストーリーに則って踊るチームって、大学生のなかでは少し珍しいかなと思います。

林:あ~!BUZZ STYLEの代表が所属しているサークルだよね。ストリートダンスの枠を超えてみせるショーケースっていう感じで、舞台ってイメージの方がピンときますね。

藤井:ダンスの色がしっかりしているので、同じ大学内にあるいくつかのダンスサークルのなかでも「SUPER NOVAに入りたい」っと言って入ってくる子もいるみたいです。
一同:それぐらい色のあるサークル、ダンスは素晴らしいね!

最後に、JADE_CDLの開催を聞いた時の率直な感想を教えてください。

林:SDMのインタビューでもお答えしたんですが、今は全体的にダンスイベントに足を運ぶ人が停滞気味かと思うので、動画やこのような企画でチームや大学を知ってもらい、リアルなイベントにも見に行く、みたいな流れができたら新しい流れができていいかなと思います。

木下:まったく新しい試みかと思うので、東北でもどのように広まっていくかっていうのは手探りなところがあります。各地域、サークルの代表がどのように感じてどう動いていくかというのは僕にもまだはっきり見えないところがあります。ただ、先ほど応募条件をお伺いした際に、過去のショー動画でもOKっというのは改めて知ったので、ハードルはかなり下がったかと思います。このためにオリジナルショーケースを作る必要があると思っていたので…

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