ダンスのジャンル24種類をダンス経験者が徹底解説!歴史や選び方も

ダンスのジャンル24種類をダンス経験者がわかりやすく解説します!これからダンスを始めたい方、ダンスについて詳しく知りたい方はぜひご覧くださいい。

現在ダンス人口は600万人を超えると言われており、恋ダンスやバブリーダンスなど、毎年のようにダンスブームが起きるほどに世の中にダンスが浸透してきました。
おそらくこの記事をご覧の皆様もTVやインターネットを通じて、様々なダンスを見てきたのではないでしょうか?
しかし、その数々のダンスが一体「何ダンス」なのかまではわからない、という方も少なくはないはずです。
当記事では、そんなあなたの為にダンスジャンル24種類を出来る限りシンプルに解説していきたいと思います。
ダンスをこれからはじめるという方、ダンスのジャンルについて詳しくなりたい方、これを機にぜひダンスのジャンルをマスターして下さい!

  1. ソウルダンス(SOUL DANCE)
  2. ロックダンス、ロック、ロッキン(LOCK、LOCKIN’)
  3. ポップ、ポッピン(POP、POPPIN’)
  4. アニメーション(ANIMATION)
  5. ブレイクダンス、ブレイキン(BREAKIN)
  6. ワック(WAACK)
  7. ヴォーグ(VOGUE)
  8. ヒップホップ(HIPHOP)
  9. ニュージャックスイング(NEW JACK SWING)
  10. ハウスダンス(HOUSE)
  11. クランプ(KRUMP)
  12. ビバップ(BEBOP)
  13. レゲエダンス(REGGAE)
  14. アニソンダンス(APOP)
  15. バレエ(BALLET)
  16. ジャズ(JAZZ)
  17. タップダンス(TAP)
  18. フラメンコ(FLAMENCO)
  19. フラダンス(HULADANCE)
  20. 社交ダンス(Ballroom dancing)
  21. ベリーダンス(BELLYDANCE)
  22. サルサダンス(SALSADANCE)
  23. コンテンポラリー(CONTEMPORARY)
  24. チアダンス‎ (Cheer Dance)
  25. 今からダンスをはじめようとしている方の選び方

ストリートダンス(オールドスクール)


ストリートダンスは、黒人文化から発展していった1980年代までのダンスを指すオールドスクール、それ以降のダンスをニュースクールと呼び大きく2つに分かれています。
これらはとても密接でオールドスクールの時代に出来上がったステップなどをベースにニュースクールの動きが形成されており、ニュースクールにはオールドスクールの様々な動きが混ざり合っています。
まずはストリートダンスのベースとなったオールドスクールから紹介していきます。

ソウルダンス(SOUL DANCE)

ソウルダンスは、1950年代から1960年代の初期にかけて自然発生的に生まれたソウル(SOUL)という音楽にのせて踊るダンスで、その時代のダンスを総称して呼んでいます。
1970年代に全米で絶大な人気を博していた「SOUL TRAIN」というダンス番組がきっかけで世に広まり、全世界にソウルとそのダンスが認知されました。
現在でもソウルダンスを学ぶものは多く、ストリートダンスの原点と言っても過言ではありません。

ロックダンス、ロック、ロッキン(LOCK、LOCKIN’)

1970年代に誕生したジャンルの一つ。
「ロック (LOCK)」という言葉の由来は、激しい動きから突然静止する様子が鍵をかける時に「カチャ」とロックする様子と似ている事からそう呼ばれるようになりました。
発端は上記でもあげたTV番組「SOUL TRAIN(ソウルトレイン)」で、ロックダンスの創始者と言われるドン・キャンベルが当時流行っていたファンキーチキンというダンス上手く踊ることができず、それがオリジナルのスタイルとなってロッキンと呼ばれるようになったと言われています。
動きとしては指を指すポイント、腕をあげて手首をくるっと回すトゥウェル、カチッと静止するロックなど基礎的な動きの他に、スクービー・ドゥー、スキーターラビットなどステップ一つ一つに名前がついています。
芸能人で言うとDA PUMPのKENZOさんやジャニーズの振り付けでも導入されているのをよく見かけます。

ポップ、ポッピン(POP、POPPIN’)

ポップの名前は筋肉を弾くという意味が由来していて、筋肉を弾きながら踊るのが大きな特徴です。
諸説ありますが、1960~1970年代に生まれたダンスで、パントマイムやロボットダンスの動きから自然発生的に生まれ、ロサンゼルス出身のブガルーサム(Boogaloo Sam)率いるエレクトリック・ブガルーズ(Electric Boogaloos)によって世界中に広められました。
有名な動きでいうと、マイケルジャクソンの代名詞ムーンウォークやウェーブなどもポップの一部です。

ブレイクダンス、ブレイキン(BREAKIN)

現在世界で最も人口が多いジャンルと言われており、最も知名度の高いジャンルです。
1970年代ニューヨークのサウスブロンクス地区でのギャング同士の抗争の際に、銃撃戦の代わりにブレイクダンスのバトルを用い、決着をつけあったことから発展していったと言われており、1983年の映画「フラッシュダンス」の一部で映し出されたブレイクダンスのシーンで世界に広まりました。
動きでいうと、エントリー、フットワーク、パワームーブ、フリーズの4つの要素から成り立ち、それぞれに特徴がありますが、中でもウインドミルやヘッドスピンなどのパワームーブはポピュラーな動きで想像が付きやすいでしょう。
またブレイクダンスを踊る人のことをBBOY、BGIRLと呼びますが、この「B」の語源は、「Black」や「Bad」などと勘違いされがちですが、本当の意味は「Break」で、曲間のビートだけの盛り上がり部分であるBreak Beatsの「B」です。
芸能人で言うとナインティナインの岡村隆史さんやガレッジセールのゴリさんなどがやっていたことで有名です。

アニメーション(ANIMATION)

身体の各パーツごとに動かしたり、スロモーションのような動きやウェーブを駆使してみせるダンスです。
アニメーションのコマ送りの動作が語源となり、ポップから派生したダンスと言われています。
須藤元気率いるアーティスト集団WORLD ORDERなども取り入れており、不思議な世界観が魅力的です。

ワック(WAACK)

WAACKは70年代初期にゲイクラブで生まれたのが発端で、当時の音楽に合わせ、主に腕を鞭のように振り回したり、胸の前後のしなりやツイスト、腕を巻きつけるような動きが特徴的。
当時、多くのゲイダンサー達はクラシックバレエやジャズダンスをやっていたため、ターンなどの動きも取り入れられている。
タイロン・プロクター(Tyrone Proctor)というダンサーにより「WAACKING」という呼び名がつけられました。
言い方としてPUNKINGというネーミングもありますが、これらの違いについては諸説ありますが、日本の大御所ダンサーMASAO氏(O.G.S)は「人によって意見が違うので、正解はわからない」と語っている。

ヴォーグ(VOGUE)

1960年代にアメリカの都市部の黒人、ラテン系同性愛者の「ボール・ルーム」と呼ばれたダンス・シーンから発展した非常に様式化されたクラブダンスでありストリートダンスです。
名前の由来は、ファッション雑誌『ヴォーグ』のモデルのポーズに似ていたことからきており、1990年に同国の歌手マドンナのシングル「VOGUE」のミュージックビデオで全世界に認知されました。
踊り方には3つのスタイルがあり、左右対称、かつ精度と流麗感のある動作が特徴的のオールドウェイ、世間に広まってから、体のひねりや、幻想的、幾何学的な手先の動作が強調されたニューウェイ、1990年代後半になると、さらにジャンプ、アクロバットなどを加えたフェムスタイルも開発されました。

ストリートダンス(ニュースクール)


ニュースクールは前述したとおり、オールドスクールの要素が混ざりあってできたダンスが多くを占めるので、オールドスクールと比較してみてみると面白いです。
それではニュースクールのダンスを見ていきましょう。

ヒップホップダンス(HIPHOP)

ヒップホップダンスは、様々なダンスジャンルの中でもっともポピュラーなジャンルですが、実はその定義は深く、ヒップホップというジャンルの中には何種類もの踊り方が存在します。
定義付けが難しく、数種類存在する理由は、時代や音楽によって踊り方が変化してきたからです。
歴史で紐解くと1980年代後半に大ブームを巻き起こした音楽「ニュージャックスイング」以降、それらのステップにポップやロックなどの要素が混ざりあい、ヒップホップミュージックで踊り始めたのが発端と言われています。
それからヒップホップダンスはアーティストのミュージックビデオやクラブでのパーティダンスをベースに時代によって様々に形を変えて変化し続けてきました。
古くは、20年以上前に生まれたランニングマン、現在ではスワッグという踊り方が流行っており、それらは同じジャンルと思えないほど異なります。
なので現在のヒップホップダンスには数え切れないほどの要素が詰まっており、一つの動きで説明するのは正解ではないかもしれません。
あえて定義付けをするならば、”ヒップホップミュージックで踊られてきた様々な踊りの総称”というのが正しいでしょう。
言葉で説明すると少し難しいですが、ヒップホップダンスを始めたいという方は、難しい事は考えずに自分がカッコいいと思ったヒップホップダンスをはじめるのが一番だと思います。

ニュージャックスイング(NEW JACK SWING)

80年代後半、テディー・ライリーによって確立され全世界で大ブームを呼んだ音楽で、日本ではダンスジャンルとしても確立していますが、厳密にはダンスのジャンルではなく音楽のジャンルです。
髪型はカクカクのヘアースタイルで、素肌にスーツを着て踊っているのが印象的で、ランニングマンやロジャーラビットなど現在のヒップホップダンスのベースとなるステップがこの時代に生まれました。

ハウスダンス(HOUSE)

ハウスダンスとは、ディスコでかかっていた音楽を元に発展した「ハウス・ミュージック」に合わせて踊るダンスです。
1970年代にアメリカのシカゴで生まれ、1980年代ニューヨークのダンサーたちが、ヒップホップ、ブレイキン、カポエイラ、サルサなど様々なジャンルを取り入れて踊りあっていたのが起源とされています。
速いビートで軽やかに動き、流れるような素早い足裁き(ステップ)が特徴的です。
動きをわかりやすき例としてあげるとするならば、TRFのダンスと伝えるとすぐに理解して頂けます。

ビバップ(BEBOP)

ビバップはアップテンポの動き、激しい足さばき、スピンやジャンプといったアクロバティックな動きもとりいれたアグレッシブな踊りが特徴的です。
1990年にイギリスでジャズ、ストリートジャズ、レゲエ、ジャズファンク、レアグルーブ、ソウルなどあらゆるスタイルのミックスチャーとして生まれ、BE BOPという音楽ジャンルで踊られていたことからそのままダンスタイルとして呼ばれることになったそうです。ジャンルの生みの親はブラザーインジャズ(Brothers in Jazz)というチーム。

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